毎年12月、漫才日本一を決める戦い「M-1グランプリ」。笑いの頂点を目指す若手芸人たちの熱いステージは、観る者の心をグッと掴みますよね。
そんな中、2024年の決勝進出者の中でも異彩を放ち、私が個人的に「こ・れ・は面白い!」と唸った二人組がいます。その名も「ジョックロック」!
この記事では、ジョックロックの魅力をプロフィールや経歴を交えながら徹底深掘りしていきます。
彼らのネタの面白さはもちろん、これまでの歩みにも迫りますので、最後まで読んでいただけると嬉しいです!
M-1 2024ファイナリスト、ジョックロック プロフィール
基本情報
●コンビ名:ジョックロック
●結成:2022年4月 それ以前は各々ピン芸人として活動
●メンバー:ゆうじろー(ボケ担当)、福本(ふくもと) ユウショウ(ツッコミ担当)
●所属事務所:吉本興業
●同期:ゆりやんレトリィバア など
コンビ結成秘話
2012年、25歳の時にNSC大阪校35期生として吉本興業に身を委ねた福本ユウショウ(ふくもとゆうしょう)。
高校時代のユウショウは、ラジオ番組の常連投稿者、いわゆる「ハガキ職人」として知られた存在でした。ペンネームは「ミッドナイトクイーン」。自分の書いたネタでリスナーを笑わせる快感を味わい、「お笑い芸人になりたい」という夢を抱くようになります。
NSC入所後、ユウショウはさまざまなユニットでネタを書き続けながら、理想の相方を探し続けました。
そんな彼に転機が訪れたのは2022年。お笑い仲間の紹介で出会ったのが、現在の相方ゆうじろーです。
「試しにネタを合わせてみたら、これが想像以上にしっくりくる!」ユウショウの直感は見事に的中し、ジョックロックが誕生しました。
翌2023年4月、初めて劇場に立った二人は、そこでなんと「NHK新人お笑い大賞」の決勝戦まで駆け上がる快進撃を見せます。
さらに同年のM-1グランプリでは、YouTubeトップ3動画に選ばれ、準々決勝進出という注目の結果に!
コンビとしての歴史は浅くとも、二人の芸人としての経験値はすでに十分。
お笑いの舞台は、彼らにとって「当たり前の居場所」になりつつあるのかもしれません。
ボケ担当:ゆうじろー プロフィール
ゆうじろー
●生年月日:1998年1月26日(みずがめ座)
●身長・体重:171cm / 68kg
●血液型:A型
●出身地:大分県宇佐市
●趣味:サッカー、サッカー観戦、映画鑑賞、漫画、読書
●学歴:関西学院大学卒業
笑顔がなんとな〜くあどけなくって、可愛い❤️ 親しみやすくって素敵!
大分県宇佐市について
ゆうじろーが生まれた大分県宇佐市は、大分の北部に位置する歴史ある町です。
宇佐市は文化遺産や自然遺産を数多く保存、継承しており、古事記や日本書紀に名前が出てくるほど古い歴史を持っています。
全国4万社余りの八幡宮の総本宮である宇佐神宮があり、特に正月には全国からの初詣客で賑わいます。
歴史と自然が調和した美しい景観が魅力の、宇佐市。
そんな環境で育ったゆうじろーは、こどもの頃からサッカー少年でした。夢はプロサッカー選手になること。
サッカー少年からの転機
地元のJリーグチーム、大分トリニータの育成チームに所属し、将来の夢に向かってまっしぐらだったゆうじろー。しかし、中学2年生のときに大きな試練が訪れます。
悪性リンパ腫と診断されたのです。
約2年間、治療に専念した結果、サッカーに復帰できるまで回復しました。しかし、体への負担は大きく、プロの道は断念せざるを得ませんでした。
小さな頃からの夢を諦めざるを得なくなったゆうじろーは、失意の中で将来を模索し始めます。
お笑いへの道
関西学院大学へ進学したことをきっかけに、ゆうじろーはさまざまな人と出会い、自分自身と向き合う時間を持ちました。
そこで、ふと気づきます。
「僕は、どうしてサッカー選手になりたかったんだろう?」
答えは意外にもシンプルでした。
「そうだ。僕は、『目立ちたかった』んだ!」
サッカー以外にも目立つ方法があるはずーそう考えたゆうじろーは、お笑い芸人になることを決意します。
新たなスタート
夢だったサッカー選手への道は閉ざされましたが、そこから見つけた新しい夢。
「笑いで人を元気にしたい!」
大きな挫折を乗り越え、新たな光を掴んだゆうじろーの挑戦は、ここから始まります。
ツッコミ担当:福本ユウショウ プロフィール
福本ユウショウ
●生年月日:1987年7月15日(かに座)
●身長・体重:183cm / 73kg
●血液型:O型
●出身地:大阪府太子町(たいしちょう)
●趣味:eスポーツ鑑賞
福本ユウショウが生まれた大阪府太子町(たいしちょう)は、大阪府の南東部に位置しています。聖徳太子ゆかりの地として有名です。
古墳時代の歴史を物語る遺跡群が多く残り、歴史ファンにはたまらないスポットです。特に、聖徳太子の墓とされる「磯長谷陵(しながだにりょう)」は必見です。
ツッコミ担当の福本ユウショウが芸人になるきっかけになったのは、深夜のラジオ。
陣内智則さんとケンドーコバヤシさんの番組が面白くてどんどん深夜ラジオにハマって行ったユウショウ。聴くだけでは飽き足らずに高校生の頃には常連投稿者となっていました。
前述したハガキ職人時代のペンネーム、「ミッドナイトクイーン」は
友人のお父さんが昔やっていた暴走族のチーム名を借りて使っていたといいます。
その後、大阪NSC(吉本総合芸能学院)に35期生として入学し、同期にはゆりやんレトリィバァさんや濱田祐太郎さんがいます。NSC卒業後、以下のコンビで活動していました。
- グッドゴッド(2019年)
- カプチーノ(2020年)
- 御三家(2021年)
これらのコンビでM-1グランプリに出場し、2021年には「御三家」として2回戦に進出しています。
2022年、NSC大阪校42期生のゆうじろーさんとコンビ「ジョックロック」を結成。芸歴差が7年ある異色のコンビとして注目を集めています。福本さんはネタ作りを担当し、独特の世界観を持つコント漫才が特徴です。
福本さんのツッコミは、センターマイクの前で半仁王立ちの体勢をとる独特のスタイルで、観客から高い評価を受けています。また、趣味のeスポーツ鑑賞や特技の円盤投げなど、多彩な一面も持っています。
今後も「ジョックロック」として、さらなる活躍が期待される福本ユウショウさん。その独自の芸風と確かな実力で、お笑い界に新風を吹き込んでいます。
ジョックロックの芸風の特徴と面白さの秘密
ジョックロックは、一度見たら忘れられない独特のスタイルとリズム感が魅力のお笑いコンビです。
1. ネタのスタイル:緻密なボケと鋭いツッコミ
ボケ担当のゆうじろーは、子どもっぽい無邪気な表情と意外性のある発言で観客を引き込みます。一見天然に見えるキャラクターですが、細部まで計算されたボケが特徴。突然の展開や奇想天外な発想で笑いを誘います。
一方、ツッコミ担当の福本ユウショウは、落ち着いた語り口とテンポの良いツッコミでネタを引き締めます。絶妙な間合いと冷静さが、ゆうじろーのボケをさらに際立たせる役割を果たしています。
2. テーマの選び方も秀逸!
ジョックロックのネタは、日常のあるあるネタや学校やスポーツの青春モノを題材にしたものが多く、共感を呼びやすいのが特徴です。
特に「部活あるある」や「青春時代の葛藤」をテーマにしたコントでは、観客の懐かしさをくすぐりつつ、斬新なオチで笑わせる展開が光ります。
3. ネーミングセンスも話題!
コンビ名の「ジョックロック」は、甲子園の応援曲で知られる「ジョックロック」から取ったもの。
スポーツに青春を捧げた二人らしいネーミングで、逆転勝利を狙う芸人というイメージも重なり、応援したくなるコンビ名です。
ジョックロック 今後の活躍予想とまとめ
2024年のM-1グランプリでは、異色の存在感と強烈なインパクトを残したジョックロック。
1. M-1優勝候補!?
今回の決勝では、持ち前のキャラクター性と緻密なネタ作りが高く評価されています。
特に審査員からは「次世代のスター候補」と絶賛されており、優勝争いのダークホースとして注目されています。
2. テレビやバラエティ番組での活躍にも期待!
ネタだけでなく、フリートークでもユーモアセンスが光る二人。
特に福本ユウショウはしっかりした分析力とコメント力を持っており、クイズ番組や情報バラエティにも起用されそうです。
ゆうじろーさんは、天然キャラを活かした癒し系ポジションや体当たり企画での活躍が期待されています。
3. まとめ:笑いの新星、ジョックロックに大注目!
ジョックロックは、過去の挫折や経験を糧にしてステージに立ち続ける努力家コンビです。
緻密なネタとキャッチーなキャラクターで、2024年のM-1をきっかけにブレイクする可能性大!これからも目が離せません!
最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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